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「また何か兵器でも作ってるのかい?」


朝からアーサーはキッチンでまずい菓子を作っていた。甘ったるいにおいをぷんぷんさせる彼をおどろかせてやろうと、突然後ろから肩にあごを乗せて嫌みを言ってやる。

「なっ…!これのどこが兵器だ!つーか近えよ、ばかぁっ」

相変わらずのリアクションで、驚いたからかアーサーの顔がみるみる赤く染まっていく。

「スコーンにしちゃ、いつものに増して黒くないかい?」

意地悪な目でアーサーを見ると、途端に目をそらされた。

「これは…、チョコを混ぜたんだよ…焦がしたとかじゃないんだからな!」
「なるほど!それにしても食欲の引く色だね。」
「っ…」

受けたショックが少なからず顔に出る。 「…?」いつもなら皮肉まじりで言い返してくるのに。

「アーサー…もしかしてこれ、俺にかい?」

気づけば今日は2月14日。こないだ本田に、日本では好きな相手にチョコをあげる、独特なお祭りがあるんだとアーサーと一緒に聞いたけど、まさか。

「………………」

うつむいたまま黙りこくって、耳まで真っ赤になってる。ほんと分かりやすいな、この人。 くす、と思わず笑みがこぼれてしまう。

「この真っ黒いのはいただけないけど…こっちの赤いのはおいしそうだね」

熱を帯びた声で囁いて、彼の耳をくわえる。

「ひ…っ…!?っ…ちょ、なにすんだっ…ばか…ぁっ」

思いがけない刺激に肩をびくつかせて、俺の舌から逃れようと前にかがむアーサー。それを執拗に追う。 悪態をつく声は上擦っていて、荒くなる息づかいとまざって俺を刺激させるそれにしかならなかった。 くちゅくちゅとわざと濡れた音を立てて、耳に息を吹きかけると、ついに腰が抜けて崩れ落ちた。震える彼を抱きかかえて顎に手をやり、彼の好きそうないやらしいキスをする。瞼を震わせて、流されるまま俺の舌に吸いついてくる。 そして彼のエプロンの中をまさぐって、シャツのボタンを外していく。

「…!!?お前…っ…まさか…」

顔を一層真っ赤にして俺を見る。こういうのには察しが早いみたいだ。さすがエロ大使だな。

「君、こういうの…好きじゃないか」






インフルだーあわわーと言っていたらリッコさんが く れ た …
「ずっと寝ててBA小説携帯で読んでますーガハゴホ。おすすめあったら教えて下さいー」
と言ったら打って く れ た …。自作!!!ぱねえええええええ!!!!!

いやあああ何回読んでも萌えます…。思わず絵を描いてリターンしました^^^^^^ありがとうございますた…!
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