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私今度演劇やるんですね。
その中に「「こころ」は私の、初めての萌えだったの…」
というシーンがあります。
なんじゃそりゃ、と一般人は思う感覚ですが、確かにそうだな…と
今日改めてこころの冒頭を読んでみて思いました。
私(わたくし)はその人を常に先生と呼んでいた。
だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない。
これは世間を憚(はば)かる遠慮というよりも、
その方が私にとって自然だからである。
私はその人の記憶を呼び起すごとに、
すぐ「先生」といいたくなる。
筆を執(と)っても心持は同じ事である。
よそよそしい頭文字(かしらもじ)などはとても使う気にならない。
なんだこれ痺れる。
この「私」と「先生」の静かな距離感、たまりません。
夏目漱石の「こころ」高校の時に読みましたが、
かなりのBL本を買い漁っている今の自分が改めて読んでみると、
ぞわぞわきました。もえもえっていうのではないんですが。
夏目漱石の文章読むと居住まいが正されますー。
>限りない私信
帰ってまいりましたーすみません!遅!
そして御本、ありがとうございました。
Mさんの描かれる流れというか雰囲気の
微温湯のような温度がとても好きです…。
また改めて御礼を…!
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